ペットとの共同墓地

ペットとの合同墓

日本で最も広まっているのは仏教であるが、仏教では動物を人間より下として見ていることもあり、同じ墓に入ることは想定されていない。だが、動物も、死後に輪廻転生するため、きちんと供養することは大切である。近年は、寺によってはそういったところを汲み、幅広い解釈をしているところもある。つまり、合同火葬や個別火葬を行って納骨をし、丁寧に供養をするのだ。
また、場合によっては遺骨を海にまく自然散骨や、飼い主の手元に戻す自宅供養と言ったシステムも存在する。
では、現状飼い主と合同の墓は存在するのだろうか。上記の仏教の教義により、古くからのお寺ではなかなか許されてはいないが、新しいタイプの霊園、集合墓地ではペットも共に埋葬できるところも少しずつでき始めている。

ペットと一緒の墓の現状

2003年、日本で初めてのペット共に入れる霊園がスタートした。「かけがえのない家族だからお墓もいっしょ」というキャッチフレーズで販売された新しいビジネススタイルは瞬く間に広まり、大きな反響を生んだのだ。
中には、家族単位で1つずつ購入できる永代供養墓では、最初に亡くなったのがペットでも埋葬を許しているところもある。また、樹木葬として自然の中に、ペットも含めた家族全員が埋葬される例もある。
いずれにしても、寺がつきっきりで管理する古くからの霊廟ではなく、寺が宗派を問わず永代供養を約束してくれた状態で供養を行うスタイルの墓所において、ペットと一緒の墓を受け入れている例が多い。仏教の教義の狭義にとらわれすぎず、柔軟な対応をしてくれる共同墓を探そう。


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