現代日本のペット霊園

ペット霊園への合同火葬

2017年のデータでは、日本全国で犬が892万頭、猫が952万6000頭ほど飼育されていると言われている。皆さんのご家庭でも、ペットを飼ったことがないご家庭の方が少ないと思われる。
昔は、ペットが亡くなると庭の土に埋めて、家族のすぐ近くで土に戻すのが一般的であった。しかし、今はペット霊園と言うシステムが存在する。これは、人間の墓とは違い、宗教法人以外でも誰でも、ペットの遺体を回収、焼却して埋葬することができるもので、現在その数を増している。
ペット霊園の中には、ニーズに合わせて様々なプランを用意しているところも少なくない。例えば、ペットの葬儀のありかただが、合同火葬を行い合同埋葬するプランが最も一般的だ。こちらは、ペット霊園ないしは提携している業者が遺体を引き取り、合同火葬を行う。法要や供養が終わったら火葬の証明書や埋葬の証明書が飼い主の所に届くという流れになる。

個別火葬の流れ

一方、さらにお金を払えば個別火葬もできる。これは、人間と同じようにペット1匹ずつを火葬し、遺灰や遺骨を骨壺に詰めて飼い主に返すというプランである。生前、ペットが好きだった食べ物や花などを一緒に葬ることができるというメリットがあるし、家族同然だったペットを送るにはふさわしいだろう。
ほかにも、ペット霊園によっては家族が立ち会って葬儀を行うこともできるし、人間同様、読経や初七日を行う事例もあるという。今の時代、特に葬儀において、もはや人間とペットの違いはどんどん少なくなっていると言えよう。
ペットの遺体は、法律上は一般廃棄物になってしまうので火葬が義務付けられている。そう考えると、人間のように幅広い埋葬方法は認められない。だが、小動物なら、飼い主が自分で埋めたり、自治体の清掃局に回収と処理を依頼することもできる。


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